税理士事務所の選び方 | 神戸の税理士なら神戸市三宮の神戸すえひろ税理士法人

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税理士事務所の選び方

私共の事務所へお越しのお客様には″独立開業″したばかりの方もたくさんいらっしゃいます。

「ホームページをご覧になってお越しになる方」、「ご紹介でお越しになる方」ときっかけはいろいろではございますが、ご連絡をいただきお話しさせていただくという状況である以上、少なくともお客様の側も、税理士もしくは税理士事務所にある程度のご興味を持っていただいているものと思います。

では、何を基準に税理士事務所を選べばよいのでしょうか?

あくまでも個人的な意見ではありますが、私が納税者(お客様)の側であると仮定して、はじめて税理士事務所に訪問した時に質問してみたい点を3つ挙げてみます。

①税務調査の頻度

まず、その事務所が毎年どのくらいの件数の税務調査があるかを質問したいと思います。

「ウチの税理士事務所は税務調査に慣れています!!」

税務調査に慣れている税理士と聞くと非常に頼りがいがあると感じるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?私はむしろ税務調査が多い税理士なのかと思ってしまいます。

実際に税務調査に慣れている税理士は多く存在します。たとえば税理士の中には、税務署に長年勤務した後に税理士登録をした方もおり、税務署勤務時に、主に税務調査を担当していたということであれば、「慣れている」という言葉に間違いはないと思います。

そういう方には私もいろいろアドバイスをお願いすることや、相談に乗っていただくこともあり、本当に頼もしい存在です。

しかし、ただ税務調査の回数が多いから「慣れている」事務所ということは、それ以前に、作成する決算書・申告書に問題があるのではないかと感じてしまいます。

納税者の皆様も税務調査は嫌だとは思いますが、税理士も本当に嫌なものなのです。

したがって、やはり税務調査の回数が少ない事務所を選びたいと思います。

もちろん実際は、税理士事務所の規模により、回数の多い少ないはあると思いますし、一人の税理士が担当できる関与先数はある程度の個人差がありますことから、一概に件数が多い少ないで判断することは一般の納税者の方には難しいかもしれません。

しかし、その事務所の「税務調査」に対するとらえ方を質問することはとても重要であると考えております。

②融資に関心があるか

「融資に強い税理士」というと経営者からすると非常に安心感を抱くと思います。

ただ、条件がそろっていればご自身で申し込みを行っても融資は実行されますし、反対に条件がそろっていなければ、税理士に依頼しても融資は行われないと認識しております。

日本政策金融公庫に確認いたしましたところ、やはり同様の回答でございました。

私なら融資に強いというよりも「融資に関心があるか」を重要視します。

実際のところ、意外と申告書を作成することだけに専念して、日々の関与先の業績に注意を払わない税理士も少なくありません。

経営者にとっては申告業務も重要ではございますが、日々の資金繰りも常に頭から離れないものです。資金繰りに不安があると本業に集中できず、場合によってはビジネスチャンスを逃す場合もございます。

そういう状況にならないよう、常に資金繰りに気を配ってくれる税理士であるか、また融資の申し込みを行う際にスムーズに資料の提出ができるよう準備が行われているかが大切であると同時に、金融機関を意識した決算書の作成も、融資実行には重要であるのはないでしょうか。

※最近では日本政策金融公庫の名前を語り、「日本政策金融公庫融資センター〇〇」など誤解を与える屋号で、高額な融資手数料を請求する税理士事務所が増えてきたことは非常に残念なことです。(https://www.jfc.go.jp/n/info/info_bn/news260711.html

③「相性・事務所の雰囲気」

税理士との「相性」ということもやはり重要であると思います。

どんなに融資に関心が強くても、どんなに申告書がきれいでも、なんとなく相性が悪い税理士に報酬を支払い、何年もお付き合いすることを考えると、少々ストレスがたまりそうです。

私ならいくつかの税理士事務所を訪問してみて、直接税理士やスタッフの方にじっくりお話を聞いてみます。また、その際に事務所の雰囲気や訪問時の応対などいろいろな部分を注意深く観察します。

訪問したからといって、すぐに契約することはないと思いますので、場合によっては同じ事務所に何回か訪問してもよいかもしれません。

できることなら一度契約した税理士事務所は変えたくないものです。

したがって税理士事務所を選ぶ際にはじっくりと時間をかけることをお勧めします。