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税務署のやさしさ

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「先生にダメって言われた○○の経費、友達は税務調査で大丈夫だったと言っていたけど・・・・」というお話を納税者からお聞きすることがあります。

そんなとき私はお客様に「あまりそういうお話を信用しないように」とお伝えします。
「お友達を信用するな!!」と言われるわけですから、気を悪くするお客様も当然いらっしゃいます。
しかし、実際は私がお伝えした通り、「○○の経費は認められない」ということは間違いのない事実であります。
それなのに一体なぜ、そのお友達の経費は税務調査において「大丈夫」だったのでしょうか?

実はこの経費は「大丈夫」だったのではなく、「無視された」という可能性があったと私は考えます。「無視された」というよりも、むしろ「目をつぶってもらえた」という表現のほうが合っているかもしれません。

では、どうしてこのようなことが起こり得るのでしょうか?
あくまでも可能性であり、推測の域を出ませんが、そのお友達の調査においては、○○の経費以外にもっと大きな問題点があったことが考えられます。
たとえば「売上除外」「外注費の過大計上」「人件費の架空計上」など、より金額が大きく、より悪質な問題点が認識された場合です。
仮にそういった事実が確認された場合は、本来認められないはずである○○の経費を問題としないということも起こり得ます。
どのような理由で指摘されないかはわかりませんが、それら問題点に対する追加の税額だけでも多額となり、さらに○○の経費までもが加わりますと、当然追加の税額はより一層大きくなってしまいます。
納税者にその税額を支払うだけの金銭的な余力があれば、それらも指摘されることもあるかもしれませんが、そうでない場合は今後の事業の継続に支障が出ることも考えられます。
つまり税務署もそのあたりを考慮して、○○の経費は問題点として挙げず、
結果として、そのことがお友達の「○○の経費は大丈夫」という発言につながったのかもしれません。
もしそうであるなら、これはもう税務署の「やさしさ」以外に他なりません。

お友達と税金のお話をすることは、大変有益ではあるとは思いますが、その場での意見をすべて信用するのではなく、その都度、我々税理士にご確認していただくことをお勧めいたします。

この記事の監修者

税理士
阿原清史

神戸すえひろ税理士法人
代表社員

税理士法人番号 第3774号
税理士登録番号 95483

大阪の会計事務所で実務経験を積んだ後、上場を目指すIT関係の企業に入社して、地元神戸で税理士事務所を開業いたしました。
皆様方と一緒に、活気ある神戸を目指して盛り上げていきたいと思います。

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